SNSはFacebookをメインにやっていますが、現実の繋がりを途切れさせないために最適のツールだと思うんですよね。
だからって他のSNSをディスっているわけじゃないよ!
誰だお前。
※3歳の娘が描いたKAKAMENだそうです(笑
さて今日は堅苦しくない記事を。
知っている人は知っていると思うんだけれど、Facebookをやっています。
いわゆるSNSってやつのキャリアは、わしは長い方だと思います。
超広義では、昔々の「パソコン通信」もそれに当たるかも知れない。そうなるとわしが中学2年生の頃だから…えっ、もう四半世紀前!?
うそ、ちょっとびっくり。
昔から内気なくせに他者と話をするのが好きなわし

わしが中学生の頃、確か1993年に初めてPCというものを買ってもらいました。NEC PC-9821Ceだったはず。当時デンコードーで34万円くらいだったかなあ。子供心に「高ぇ!」と思いましたよ。
それ以前からワープロで遊んでいたわしでしたが、この頃は徐々に周りにもパソコンを持ち始める人が出始めていた頃で、両親が「これからの時代はコンピューターぐらい使えなきゃいかん」と当時としてはなかなかに先進的な考え方を持っていたため、運良く買ってもらうことが出来ました。
さてPCを手に入れたわしが一番最初にした事はゲーム(Bio_100%のゲームは名作揃いだった)、そしてワープロソフトを使っての文書作りだったわけですが、暫くしてからパソコン通信というものの存在に気づいてしまったのです。
何やら電話回線を使って日本中のユーザーと繋がることが出来るらしい、と聞いて、何と画期的なシステムだろうと感銘を受けました。
その後、両親にパソコン通信がいかに素晴らしいものかを熱く説明。
何とかNIFTY-SERVE(ニフティサーブ)に登録する事が出来た。
そこからは一気に世界が広がったなあ。
Magic:The Gathering(MTG)というカードゲームやPCゲームのフォーラムに入り浸ってたっけ。ゲームばっかりですね。
ヤフオクなんか無かった時代に、フォーラム内でカードやゲームソフトの売買・交換をしていました。しみじみ。
インターネットで世界が変わった

そんなパソコン通信に没頭する日が続いたんですが、数年後NIFTYがインターネットプロバイダサービスを開始した時、わしの世界は一気に広がったわけです。
シームレスに全世界のインターネットユーザーと繋がることが出来る。
当時はとんでもなく画期的でしたよ。
特に一番最初に見たホームページの鮮やかさは忘れられませんね。
英語のサイトでしたが、ただただ「すげえ!」って思っていました。
パソコン通信なんて基本無地背景に単色文字でしたから。その味も良かったのですが、あまりにカラフルなホームページはわしをインターネットの世界に誘うには充分過ぎる出来でした。
わしは三国志を語るチャットルーム、DiabloそしてUltima Online(UO)というオンラインゲームにドはまり。
UOではPacificサーバーで、第1銀行横の川沿いで日本人プレイヤーと会話をしていたなあ。Makiさん元気だろうか。
日本サーバーが出来てからしばらくしてMizuhoがメインになって。そこでも首都Briainの北鍛冶屋の前で友だちとずっと話していたことが多かった。YU-RRY、Sting、Eisenach、Aruzi、みんなどうしているかなあ。Bonjin IIです。
UOはもちろん冒険もしたんだけれど、同じ趣味を持つ他人との会話を楽しんでいた気がする。おしゃべりだけで1日が終わることもしばしばでした。
どれぐらいハマってたかって、家族が「どっか行こう」と休日に言ってきても「いや、ゲームでイベントがあるから…これって現実の人たちがプレイしているからさ、例えゲームの中といっても約束は守らなきゃいけないじゃん?人間関係ってそんなもんじゃん?」と言って断っていた。
今思うとマジヤバい。
「他人との交流」が楽しかったわしは、2005年に当時最大手SNSのmixiに登録しました。
当時のmixiは招待制で、確かわしが作ったブログかホームページに来てくれて、そこから実際に会った人(拓ちゃんだよ!)から招待してもらいました。
mixiは実名登録ではなかったけれど、ここでも同じ趣味・共通の話題を持つ友人を作ることが出来ました。
インターネットの世界で顔を知らない他人と友達になることは、この時には当たり前になっていましたんですね。
社会人になり仕事が忙しくなるとmixiやゲームへのログインは極端に低下してしまった。
元来熱しやすく冷めやすいわし。
「やめよう」と思い立ち、オンラインゲームの類いは全て終わってしまいました(でもUOはその後3回くらい復帰した)。
現実世界での繋がりが大切
しかし、社会人生活を送るうちに気づいたことがあります。
それは、現実世界の人との繋がりは何物にも代え難いということ。
誤解を恐れずに言えば「現実の人との付き合い」が「ネット上のキャラクターとの付き合い」より楽しくなったんですね、きっと。
だからと言ってオンラインゲームや多くの匿名SNSの全てを否定しているわけじゃないですからね。そこは誤解しないで欲しい。
匿名SNSを切っ掛けにして本当に出会った人たちも何人もいます。これはわしにとって財産だと思っているよ。(現実の)人との繋がりを作るためのツールとして良いと思います。
先にSNSで知り合って、東京出張の時に一緒に飲む人もいるし。
そしてそんな時、Facebookに出会いました。
最初はmixiと使い方が異なっていたこともあり、「使いづらいSNSだなあ」と思っていました。
しばらく放置していたけれど、世間から少しずつFacebookという単語が周辺から聞こえ始めてきた時に「そんなに他のSNSと違うのかよ?」と思い始め、色々調べてみました。
そしてFacebookの歴史、実際に使っている人のブログやレビューなどを見るにつれ「これは今までのSNSとは違う」と確信するに至ったんです。
Facebookの使い方
Facebookは、実際の知人との繋がりを保つためのツール。
いきなりだけど、これがわしの結論です。
元々Facebookは「女の子と友達になりたい」と思ったザッカーバーグが作ったモンだと理解していますが、そこからも判る通りあくまで現実世界との繋がりを重視しているSNS。
ネットの世界だけで完結しないSNS。これがFacebookなんじゃないでしょうか。
どんなFacebookヘビーユーザーでもおそらくFacebookの世界に閉じこもっている人はいない。これが他SNSやオンラインゲームとの決定的な違いです。
Facebookが多くのSNSと異なるのは、実名登録が原則という点でしょう。もちろん仮名のや架空のユーザーもいます(名前は違うのに同じ写真と自己紹介文で何回も申請を送って来るお前だよお前)。
しかし、多くの人が本名で登録しています。わしの「友達」の方々も、ほぼ全員が本名です。
実名登録と言うことは現実の人間関係があって成り立つものです。
仕事をしていると、本当に色々な人と知り合うことが出来ます。
わしが介護の仕事をしていなかったら、業界団体に委員として参画していなければ、地域の活動をしていなければ、一生出会うことがなかったであろう人たちと、縁あって知り合うことが出来ました。
これって凄い事ですよね。心の底から「わしの財産だなあ」と思います。
せっかくの機会に得た皆さんとの繋がりを保ちたい。
久々に会ってもスムーズに会話が成り立つような関係を保ちたい。
端的に言えば、普段のわしを知って欲しいわけです。
そんなわがままな要求を満たしてくれるのが、FacebookというSNSです。
縁あって、知り合う。
Facebook上で友達になる。
そしてわしは「今日こんな事があったよ」「こんなホテルに泊まったよ」「ここに言ったよ」「こんな事を考えているよ」といった内容を書き込む。
それを見た「友達」は「ああ、カカメンはこんな事を考えているんだ」「へえ、ここに行ったんだ」と関心を持ってくれる。
時には「こんな事考えているなんて」と嫌悪感を感じるかも知れない。
けど、それはそれで良いんですよ。
そしてそんなやりとりを続けて行って、わしが何を考えているのか、どんな事をしている人間なのかを把握してもらえればありがたいのです。
Facebookがあるから繋がりが保てる
わしの投稿を見ている方は、久々にお会いしても「お久しぶり」の挨拶の後にすぐFacebookで書かれていた事をテーマにした会話が始まる。
自然とその後の会話も弾むんです。
そして現実の人間関係がまた育まれていく。うーんナイス。
実際、東京出張の際にもFacebookで繋がっている方から「昨日は焼き鳥屋に行ったんだって?」「なんでメガネを交換したのかがわかりました」「あのハンバーグ旨そうだったな」など、投稿した内容について声をかけて頂く事も多いです。
わしはFacebookでは自分を偽った発言はしていないつもりです。
それらを見て、わしという人間を少しでも知ってもらえれば良いです。
その上で、わしと付き合う・付き合わないを判断してもらって構わんわけです(今のところそんな人はいないのが有り難いけれど)。
その為にわしはFacebookを使っています。
Facebookで繋がっているユーザーのことを「友達」と呼んでいるけれど、実はそんなフランクな関係ばかりではなくて、仕事上や、何らかの縁で知り合って『これからも大切にお付き合いさせていただきたい』という方も多く含まれています。
だからこそ、Facebookのハウツー本でも『ビジネスに活かすFacebook』のようなタイトルの書籍が世に出回っているんじゃないかな。
実際Facebookを使っているとビジネスに活用できる事はとても多いと思うよ。
ビジネスはやっぱり人ですからね。
まあそんなこんなで長々と書きましたが、まとめるとちょっとでもわしの事を知っている人は、Facebookに登録してもっとわしを知って下さい!って事です。
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