元々自然・動物好きだったわし。
それが高じて数年前に狩猟免許(わな・網)を取得しました。
その勉強のために使った鳥獣判別カードをご紹介。
狩猟免許試験予備講習の受講は必須
狩猟免許試験は年複数回、都道府県が行っています。おおむねその1~2週間前に『狩猟免許試験予備講習』というものが開催されており、そこで猟具の使い方や注意点などについて講義を受けます。
で、その予備講習の中で学んだこと、そこで配布される狩猟読本の内容から本試験に出題されることが殆どなんですね。
なので予備講習はほぼ本試験とセットだと思って下さい。
狩猟対象鳥獣判別がヤマ場
それでも当然、覚えなくてはいけないことがあります。その1つが狩猟対象鳥獣判別です。
要はイラストや写真を見て、その鳥獣の名前と捕獲の可否を答えなくてはいけない試験があるのです。
これがおそらく本試験の一番難関。
なによりカモ類が難しい…。
判別カードを活用
というわけで、狩猟鳥獣判別カードを活用することにしました。
同カードについては、野尻抱介(尻P)のブロマガで紹介されているものを活用。
これが素晴らしい!!
判別カードを作ってみた
そして欲張りなわしは「もっと情報が載っているものが欲しいな」と考えてしまうわけです。
というわけで作りました。

じゃーん。
名刺サイズの表に鳥獣のイラスト。ラミネート加工して何回でも使えます。

裏面に名前・捕獲の可否・特徴・習性などを記載。
判別カードを使った勉強方法
で、これを自分でめくって暗記カードのように活用しても良いのですが、

わしはムスメ(当時6歳)に持たせて出題させました。
これ、後から考えると本試験さながらの出題方法でとても良かったです。
ムスメも鳥獣覚えますし。
蛇足にはなりますが、現在10歳のムスメは自宅周りで鳴いている鳥の声を聴いて「ヒヨドリうるさいねえ」「デーデボッボボーってキジバト鳴いてる」「あ、キジの声聞こえた」とすぐ判別できるようになっています。
また、雪の上の足跡を見て「これ何の動物?」と聞いてくるなど興味を持っている様子。
何でも興味を持つこと、自分の周りにどんな自然環境があるかを知るのは良い事です。
こうして狩猟判別の勉強を続けて行きました。
カモ類は面倒くさい!のでゴロ合わせで覚える
あとは覚えるのが超面倒くさいカモ類の暗記。
暗記のゴロ合わせを、予備試験の時に講師の先輩猟師に教えていただきました。
狩猟可能なカモ類は…
かま子キスは頬引くよ
です。何のこっちゃ、と思うでしょうが
カ … カルガモ
マ … マガモ
コ … コガモ
キ … キンクロハジロ
ス … スズガモ
ハ … ハシビロガモ
ホ … ホシハジロ
オ … オナガガモ
ヒ … ヒドリガモ
ク … クロガモ
ヨ … ヨシガモ
の頭文字です。全部で11種類。あとは除外です。ウミアイサとかホオジロガモとか。
頭の中で映像をイメージしておけば忘れにくいです。

左がかま子。
わしこれで一発で覚えました。
ダウンロード
置いておきますのでご自由にご活用ください。
コメント
[…] わしも自作の狩猟判別鳥獣カードを見て、頭の中で回答しながら過ごしました。 […]